然林房について

静岡の竹細工 然林房について

店舗入り口

静岡の伝統竹工芸の伝統を守り続ける

静岡の伝統竹工芸品は西暦1620年頃より製造され始めたと伝えられ、盛篭、花篭、行灯、虫篭、鳥篭、お盆など様々な製品が作り出されています。
「虫篭を買うて裾野に向いけり」と俳人鬼貫(おにつら)が当時のありさまを詠んでいますように、東海道を行き交う旅人に土産品として数多く買い求められてきました。

当、然林房は古来からの技術、技法を受け継ぎながら、その伝統を守り続けています。

昭和50年頃父が創業し、当時、主流であった竹の照明用のかさの製造下請けなどから始め、そのかたわら、徐々に製品開発を進め、昭和60年頃から全国の百貨店を中心に販売するようになりました。

静岡の竹細工の特徴である丸竹ひで、曲げ加工の技術を使用した製品を製造しており、静岡県外ではあまり見ることはありません。

様々なオリジナル商品を製作

  • 様々なオリジナル商品を製作
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虫篭、鳥篭、花篭、灯りなど伝統工芸品として伝わる製品から現代の生活様式に合うキッチン用品、トレー、写真立てなど様々なオリジナル商品を製作しています。

時代の流れを意識しながら自然の響きが聞こえてくる作品を作り続ける

然林房の竹細工は、時代の流れを意識しながらも、竹の持つ温かさ、優しさや強さ、日本の心を大切にすることを心がけています。

機械だけでは創造できない詫、寂(わび・さび)の世界を探求しつつ、自然の響きが聞こえてくるような作品を作り続けていきたいと思います。

作家プロフィール

野田日出国

野田日出国(Hidekuni Noda)

53歳
昭和43年9月5日 静岡市葵区生まれ

この世界に入って約30年になります。
地元、静岡の竹を使い、竹ひごの繊細さ、曲線美を生かした作品作りに励んでいます。
竹細工職人の家庭で育ったため、幼少の頃から身近に竹の材料や道具があり、小学校の夏休みの工作などに竹細工の作品を作ったりしたこともありました。私にとって竹は本当に身近なものでした。
竹の伐採、油抜き、天日干しの作業に始まり、材料作り、組み立て、最終的な塗装まで、作品が完成するまでには数多くの工程が必要です。いったい、いくつの工程があるのか定かで はありません。
それゆえに、すべての作品には、私の想いがたくさんつまっています。
作品をご覧いただいた方々に、その想いが伝わり、「使ってみたいな」「飾ってみたいな」という気持ちを持っていただけたら幸いです。
これからも「竹でこんな物が作れるのか」と思っていただけるような作品作りに励んでいきたいと考えています。

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